報道関係お問合せ窓口
◇プレスリリース第1号(2001年10月23日発表)
プレスリリース第2号(2001年11月6日発表)
プレスリリース第3号(2001年11月15日発表)
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=LIVE! LEONIDS 2001=
高校生から研究生までの集い「日本しし座流星群観測ネットワーク連絡会」発足
****☆ しし座流星群を多角的にライブ中継 ☆****
〜 2001年11月18〜19日 〜
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 日本しし座流星群観測ネットワーク連絡会(略称:ANJLO)は、2001年11月18日から19日にかけて出現が見込まれるしし座流星群をインターネットで多角的 にライブ中継します。

今年のしし座流星群は、新月で暗い空が約束されているだけでなく、1999年に中 東・ヨーロッパで発生した流星雨と同規模以上の出現が期待されており、世界中の 関心を集めることが予想されます。さらに、出現のピークを最も好条件で見られる のは、日本を含む西太平洋地域という予報もあります(資料1)

 ANJLOは、日本国内のさまざまなしし座流星群観測ネットワークが集結した団 体です(資料2)(資料3)。国内のプロの研究者、アマチュア天文家、学生などあらゆる レベルの流星観測ネットワークが一致協力して、情報発信するのは初めてのこと です。

 ANJLOは,しし座流星群の総合情報サイト「LIVE! LEONIDS 2001」を10月25日からオープンします。このサイトでは,しし座流星群についての事前情報を提供するだけでなく、各観測ネットワークからの観測データを時々刻々と発信していきます(資料4)。

★団体名:日本しし座流星群観測ネットワーク連絡会
 英文表記:Associated Networks of Japanese Leonid Observers
 略称:ANJLO(「アンジェロ」とお読みください)

★共同代表:矢野創・宇宙科学研究所助手、尾久土正己・みさと天文台台長

★サイト名(プロジェクト名):LIVE! LEONIDS 2001
 (「ライブ・レオニズにせんいち」とお読みください)

★URL:http://www.shishi.jp/ (日本語版)
  http://www.442001.jp/ (携帯用。「しし・にせんいち」と覚えてください)
  http://www.leonids.jp/ (英語版)

★構成団体
ANJLOを構成する観測ネットワークは次の通りです(五十音順)。
詳しくは日本しし座流星群観測ネットワーク連絡会の構成団体について(資料3)をご参照ください。

- 京都大学宙空電波科学研究センター信楽MU観測所
- 高校生天体観測ネットワーク [略称:Astro-HS]
- しし座流星群電波観測プロジェクト [略称:AMRO]
- 大学生による太陽系天体観測網 [略称:AUUI-COMPASS]
- NASAしし座流星群国際航空機観測ミッション [略称:Leonid MAC]
- 日本流星研究会同報有志
- ライブ!レオニズ実行委員会

★ライブ時刻:2001年11月18日午後11時から翌19日午前5時

★コンテンツ概要
国内複数地点とオーストラリアからのビデオ映像を中心に、流星の反射音、複数地点 での電波観測データのグラフ等をライブ時にリアルタイムで更新していきます。 ライブ後には上空から撮影した動画像と眼視観測結果等を公開します。 また、11月18日の流星発生は真夜中になることが予想されるため、見逃すことが ないように、希望者のメールアドレスに流星警報を流します。

詳しくは資料4をご覧ください。

<報道関係問い合わせ窓口>
日本しし座流星群観測ネットワーク連絡会 広報
株式会社ウィル内(担当:石川)
TEL: 03-5384-7585 070-5990-9194
FAX: 03-5384-7586
E-mail:press@live-leonids.jp

なお、11月18日夕方から19日未明にかけては、日本科学未来館(東京臨海副都 心)にプレスセンターを設置して取材対応をいたします。

※観測地点、中継システム、協賛協力団体、当日の日本科学未来館等の詳細情報については11月10日頃にリリースいたします。


資料1
しし座流星群について

しし座流星群とは、毎年11月18日頃に極大を迎える流星群で、約33年毎に大出現をみせています。1999年はヨーロッパ方面 で流星の雨が観測され、1966年から 33年ぶりの観測となりました。その後,研究者によってしし座流星群の予報が計 算され、今年日本を含むアジア・オーストラリア方面で多くの流星がみられる可能 性があるという結果が導かれています。

イギリスのDavid Asher(デヴィッド・アッシャー)氏やフィンランドのEsko Lyytinen(エスコ・ライチネン)氏らの予報では、11月19日未明に極大が くると予想されています。ただし、流星群の予報はこれまでも外れることが多く、今年のこれらの予報も確実なものではありません。

しかし、参考として2001年8月に改訂されたEsko Lyytinen氏らの研究から、最 大時の1分間あたりの流星数を計算すると、1分間あたり約60個の流星がおよそ 10分間降るという結果になります。ただしこれは空の暗い場所で天気が晴れてい た場合です。

これらの詳しい情報は日本流星研究会のホームページで紹介されており、予想出現 グラフも掲載されております。併せてご覧下さい。http://www.nms.gr.jp/

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資料2
日本しし座流星群観測ネットワーク連絡会について

 日本しし座流星群観測ネットワーク連絡会(Associated Networks of Japanese Leonid Observers。略称ANJLO)は2001年10月に発足した国内の流 星研究者の集まりです。
NASAしし座流星群国際航空機観測ミッションにたずさわっている矢野創が2001 年7月に提唱しました。これまで流星を観測するグループは研究者、アマチュア 天文家、学生によりもの等いくつかありましたがそれぞれ独自に活動していました。 そこで、日本で大出現の可能性が高い今年、観測グループが集まって情報発信する ことになりました。

 ANJLOの代表は発起人である矢野創(宇宙科学研究所助手)と、ライブ!レオ ニズ実行委員会で流星中継の実績がある尾久土正己(みさと天文台台長)が共同で 務めます。

 2001年10月23日現在のANJLOの構成団体は下記7団体です。
- 京都大学宙空電波科学研究センター信楽MU観測所[略称:MUレーダー]
- 高校生天体観測ネットワーク [略称:Astro-HS]
- しし座流星群電波観測プロジェクト [略称:AMRO]
- 大学生による太陽系天体観測網[略称:AUUI-COMPASS]
- NASAしし座流星群国際航空機観測ミッション [略称:Leonid MAC]
- 日本流星研究会同報有志
- ライブ!レオニズ実行委員会

詳しくは資料3をご覧ください。

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資料3
日本しし座流星群観測ネットワーク連絡会の構成団体について

☆京都大学宙空電波科学研究センター信楽MU観測所[略称:MUレーダー]
- 代表:中村卓司(助教授)
- URL:http://www.kuasc.kyoto-u.ac.jp/~mu/
- 活動内容:
京都大学のMUレーダーは、滋賀県信楽町にあるアジア域最大の地球大気観測用 大型レーダー。周波数46.5MHz, 出力1MWの電波を上空に放射し、大気からの 微弱な散乱電波を475本の八木アンテナから成る直径103mの円形アレイアンテ ナで受信する。地上から高度500kmまでの対流圏、成層圏、中間圏、電離圏の大 気の運動や電子密度など、地球大気環境変動の解明に関わる重要な大気力学データ を蓄積しており、流星やスペースデブリ、銀河電波などの観測にも応用されている。 MUレーダーは全国共同利用施設で、国内外の研究者に利用されているほか、観 測データはMUレーダー観測データベースとして公開されている。

- ANJLOでの役割:

☆高校生天体観測ネットワーク[略称:Astro-HS]
- 代表:渡部潤一(国立天文台・広報普及室長)
- URL:http://www.astro-hs.net/
- 活動内容:
「本物の天体現象を体験させる」という目的から、1998年の「しし座流星群全国 高校生同時観測会」からスタートし、翌年には、世界24カ国の高校生が参加する 流星同時観測ネットワークを作りあげました。昨年度は皆既月食と流星群の観測会 を実施しました。参加グループは、全国の高校、高専、科学館、プラネタリウム、 公開型天文台、さらに天文同好会の指導者の元に参集した高校生グループで、年度 毎にグループ登録をして参加しています。

- ANJLOでの役割:
 全国の高校生の行なった、眼視計数観測結果の提供。
 全国を網羅するビデオネットワーク画像の提供。

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☆しし座流星群電波観測プロジェクト[略称:AMRO]
- 代表:小川宏(筑波大学学生 自然学類専攻)
- URL:http://homepage2.nifty.com/~baron/leo01p_j.htm
- 活動内容:
しし座流星群の活動を天候・昼夜に関係なく観測すること、世界の流星電波観測結 果を統合し、しし座流星群を常に観測することを目的として今年発足。電波は眼視 観測やビデオ観測と異なり、昼夜・天候に影響されずに観測できるのが特長。観測 地点は事前にエントリーする登録制。現在世界6カ国、41観測地(国内35地点) からエントリーがあり、現在も参加受付中。

- ANJLOでの役割:
 世界の電波観測によるしし座流星群のライブ・速報の提供

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☆ 大学生による太陽系天体観測網[略称:AUUI-COMPASS]
-----Leonet 2001 Project -----[略称:leonet]
- 代表:志倉匡人(東京理科大学野田天文研究部)
- URL:http://203.174.72.113/auui/
- 活動内容:
去年の12月より新しい大学生の天文ネットワークを構想し、現在まで東日本を中 心に合同イベント、輪講などを進めているネットワークで、企画者とネットワーク 管理者のみで構成されている。今回、大学生による観測者のネットワークの一環で しし座流星群に向けた「Leonet」というプロジェクトを結成。これは理科大、筑 波大、明治大を中心に眼視、電波、写真、ビデオなどの各観測で協力し合うことを 目的としている。これにより得られた成果は個人自身で勉強しながら解析をし、報 告会や研究会で発表をする。

ANJLOでの役割:
ビデオによる流星出現数の速報と大学生チームによる解析レポート等提供

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☆ NASAしし座流星群国際航空機観測ミッション[略称:Leonid MAC]
- 代表:矢野創(宇宙科学研究所惑星研究系・助手)
- URL:http://www.leonid.arc.nasa.gov/
- 活動内容:
1998年以来、毎年しし群極大が予測される地域の雲の上へ、世界中の研究者が最 新の計測機器を運び、様々な角度から同じ流星群を徹底的に観測し、解剖すること を目的として活動している。いわば地球の大気を巨大な「ダスト計測器」に見立て た「宇宙へ出ない」彗星探査ミッションである。

- ANJLOでの役割:
NASAしし座流星群国際航空機観測ミッションで上空から撮影した動画像提供、 および初期成果 の報告

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☆日本流星研究会同報有志
- 有志代表:小川宏(筑波大学学生 自然学類専攻)
- 参考URL:http://www.nms.gr.jp/(日本流星研究会ホームページ)
- 活動内容:
日本流星研究会は、1968年に日本における流星観測者や流星研究者の同好会とし て創立。アマチュアだけでなく、少数のプロの研究者の参加もあり、勉強会、研究 会のみならず、観測会までおこなわれている。会員数は約350名で流星関係の団 体では国内最大規模。今回は、しし座流星群オリエンテーションの主催や後援を行 っている日本流星研究会のしし座流星群チームの有志が本プロジェクトに参加。

- ANJLOでの役割:
 10分間毎の流星数の報告。i-modeなどによる提供。

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☆ライブ!レオニズ実行委員会
- 代表:尾久土正己(みさと天文台台長)
- URL:http://www.live-leonids.jp/
- 活動内容:
ライブ!レオニズ実行委員会は1998年,99年としし座流星群のインターネット 中継を行ってきた非営利団体。メンバーはアマチュア天文家や天文学者,天文台関 係者,SOHOワーカー,ネットワークエンジニア,学生をはじめとする大勢の個 人ボランティア。姉妹プロジェクトとして,皆既日食,皆既月食などを中継する LIVE! ECLIPSEもライブ!エクリプス実行委員会の名称で実現している。天文現 象のインターネット中継では世界的実績のある団体。

- ANJLOでの役割:
 オーストラリアと国内複数か所からの流星画像中継およびストリーム配信。
 立体モデルの作成。 ANJLOのホームページ作成。他団体からのデータ表示。
 広報窓口。

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資料4
コンテンツについて

☆ライブ前
- しし座流星群の解説

☆ライブ中
- 国内複数地点とオーストラリアからのビデオ映像(ライブ全時間帯)
- 流星の反射音(ライブ全時間帯)
- 複数地点での電波観測データのグラフ(ライブ中10分間隔で更新)
- 複数地点で検出した流星数グラフ(ライブ中10分間隔で更新)
- 流星軌跡の立体モデル(ライブ中随時)
- 各観測地からの状況報告(ライブ中継時)

☆ライブ後
- NASAしし座流星群国際航空機観測ミッションで上空から撮影した動画像 - 眼視観測結果

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